まず最初に、合格のために欠かせないのが参考書選びです。
おすすめ参考書👇
40歳・社会人(ウーバー配達中心)でも、独学2か月(計70〜80時間)で乙4は合格可能。実際のスコア公開と、短期合格のための学習計画・過去問の繰り返し方・試験当日の立ち回りまでブログ風にまとめます。
2025年8月2日に受験し、9月2日の合格発表で無事合格を確認しました。
・試験構成:筆記30問+実技5問
・筆記:全体平均で60%以上、かつ各科目40%以上
➡ 筆記30問の内訳は
消防関係法令(共通・種別):10問(4問以上必須)
基礎的知識(電気):5問(2問以上必須)
構造・機能および工事・設備(電気・規格):15問(6問以上必須)
・実技:60%以上(5問中3問以上必須)
1. 受験日と得点内訳
- 受験日:2025年8月2日
- 合格発表:2025年9月2日
- 得点内訳:法令70%/電気基礎知識40%/構造・機能66%/筆記合計63%/実技60%
筆記も実技も合格ラインちょうどのギリギリ合格。だからこそ「落とさないための最低限」が明確になりました。
2. 受験の背景と、乙4を選んだ理由
私はもともとネットワーク監視の夜勤仕事をしていましたが、体調を崩して退職。
その後はウーバー配達員として約3年生活してきました。自由度は高いものの、収入は天候や季節に左右されやすく、将来の安定に不安を感じていました。
そんな中で偶然読んだのが「芸人が消防設備士の資格を取り、高日給バイトで稼いでいる」という記事。
「自分も未経験・独学でも挑戦できそうだ」と感じ、資格取得を決意しました。
- 乙4を選んだ理由:
- バイトでも日給が高い(1日1〜2万円台も可能)
- 未経験・学歴・年齢に制限がないため40代社会人でも挑戦しやすい
- 需要が安定しており、経験を積めば正社員や転職にもつながる
- 独学でも短期間で合格できる難易度であること
実際に調べてみると「社会人の副業・転職向け資格ランキング」でも名前が挙がることが多く、
将来的なキャリアの選択肢を広げられる資格だと分かりました。
「40代・未経験・独学」という条件でも十分合格できる──そう確信して乙4を受験しました。
3. 独学2か月で合格した全体戦略
独学2か月合格のためのおすすめテキスト
私が実際に2か月独学で合格したときに使った教材が、この消防設備士第4類上下巻セットです。
合格水準まで必要なテキスト・過去問・解説がすべて収録されているため、これだけで十分合格圏に届きます。
『消防設備士第4類(甲種・乙種)〈令和7年 下巻〉』
✅ この教材は上下巻セットで揃えてこそ完成します。どちらも必須です!
この教材をベースに消防関係法令(共通・種別)・構造・機能および工事・設備(電気・規格)で得点を稼ぎ、基礎的知識(電気)と実技は最低限死守するための勉強──これが2か月合格の王道ルートでした。
電気(基礎的知識)の考え方
初心者にとって基礎的知識(電気)を全範囲カバーするのは、費用対効果が悪いです。
出題範囲は広く消防関係法令と同じくらいのボリュームがありますが、問題数はたった5問。
しかも暗記だけでなく計算問題も含まれるため、全てを完璧にするのは現実的ではありません。
そのため、私は「5問中2問を確実に取る」ことに徹しました。
頻出問題や典型的な公式だけを押さえ、それ以外は思い切って捨てても大丈夫です。
学習スケジュールの考え方
細かい週ごとの予定よりも大事なのは、教材(上下巻)を何回繰り返して勉強できるかです。
目安としては最低5回繰り返すことを意識すれば、十分合格圏に届きます。
- 1〜2回目:全体を流して「頻出★問題」を確認
- 3回目:誤答や弱点に付箋をつけて集中的に潰す
- 4〜5回目:付箋と★を中心に繰り返す(直前期)
人によって生活リズムや勉強時間は違います。大事なのは、
「毎日少しずつでも勉強する」+「上下巻を繰り返す」という習慣化です。
科目別の難易度(実スコア付き)
消防関係法令(結果:70%)
暗記中心で取り組みやすい科目。
条文は過去問の言い回しごと暗記すれば安定して得点できます。
基礎的知識(電気)(結果:40%)
範囲は広く出題数は5問のみ。
暗記だけでなく計算問題も含まれるため、初心者には費用対効果が悪い分野です。
「5問中2問を取る」ことに割り切り、頻出公式と典型問題に集中するのがおすすめ。
構造・機能および工事・設備(結果:66%)
暗記中心で取り組みやすい科目。
図⇔名称をペアで覚えれば得点につながりやすく、過去問暗記で十分対応可能です。
実技(結果:60%)
結局は暗記科目ですが、書いて覚える必要があるためやや手間がかかります。
名称記述中心なので、毎日5〜10語でも手書き練習を積めば安定して点が取れます。
難易度自体は高くありません。
短期合格のコツまとめ
- 教材は固定:上・下巻+過去問を繰り返す。増やさない。
- 頻出問題に特化:★の頻出問題を確実に解けるようにする=合格点の最短ルート。
- 実技の「書ける化」:毎日少しでも手を動かす。
- 時間確保:平日1時間+直前期の休日3〜4時間で計70〜80時間。
4. よくある質問(FAQ)
Q. 勉強時間は?
A. 目安は60〜80時間(2か月)。平日1h+休日3〜4h、直前1週は追い込みを。
Q. 社会人でも時間を作れる?
A. 可能です。平日は毎日1時間を固定し、通勤や移動中は教本を読む。
休日は3〜4時間をまとめて確保すれば十分。ポイントは「短時間でも毎日教材に触れる習慣化」です。
Q. 独学で大丈夫?
A. 乙4は独学で十分。教材〈令和7年 上下巻〉の★の頻出問題を集中で短期でも安定。
Q. まず何から?
A. 教材の過去問1周で型把握→法令キーワード&構造・機能の暗記→電気・実技の頻出へ。
Q. 実技が不安。
A. 名称記述中心。過去問暗記+手書き練習で「覚えた知識を手で再現」できる状態に。
