消防設備士乙4の試験に合格したあとに必要となる「免状交付申請」についてまとめました。
実際に私が郵送申請をして免状を受け取るまでの流れも紹介します。
消防設備士免状とは?
消防設備士の免状は、合格者が正式に「消防設備士」として認められる証明書です。乙4級免状を取得して初めて、対象となる業務に従事することが可能になります。
つまり、試験に合格しただけでは業務には就けず、免状の交付を受けることが必要です。
免状交付申請の流れ
消防設備士乙4に合格すると、免状を受け取るために免状交付申請が必要です。中央試験センターで合格した場合、申請方法は「郵送」か「窓口申請」の2種類があります。
郵送で申請する場合
- 特定記録郵便(350円)で郵送
- 手数料:2,900円
└ 試験後に渡される「納付書」で指定金融機関に振り込み、その領収書(原本)を郵送 - 免状送付用の封筒(切手460円分を貼付)を同封
- 試験結果通知書・免状交付申請書も忘れずに同封する
- 👉 郵送の場合は、郵便代350円+封筒用切手460円=810円の追加費用がかかります。
窓口で申請する場合
- 平日の午前9時〜午後4時30分に窓口へ持参
- 手数料:2,900円を窓口で支払い
- 郵送封筒は不要
- 試験結果通知書・免状交付申請書を持参する
必要書類一覧
- 試験結果通知書・免状交付申請書
- 領収書原本(郵送の場合のみ)
- 免状送付用封筒(郵送の場合のみ/切手460円分を貼付)
- 写真(縦4.5cm×横3.5cm、6か月以内、無背景・無帽)
※写真は「試験を受けてから6か月以上経過した人のみ」提出が必要
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにまとめています。詳細や最新の手続き方法については、必ず中央試験センターや各都道府県の消防試験研究センター公式ホームページをご確認ください。
免状が届くまでの流れ(実体験)
私は2025年9月16日に郵送で申請し、10月8日に免状が自宅に発送されました。
しかし不在で受け取れず返送されてしまい、後日中央試験センターの方から電話をいただきました。
着払いで再送してもらう形で、10月20日に無事「消防設備士免状」を受け取りました。
免状を手にしてようやく一区切りついた感じがしました。
これで仕事も探しやすくなるようですが、正直まだウーバー配達を続けています。
なかなかフルタイムの仕事をする気になれませんが、焦らず次のステップを考えたいと思います。
まとめ
- 消防設備士乙4の試験に合格したら、免状交付申請を必ず行う
- 申請方法は「郵送」と「窓口」の2種類
- 郵送では810円の追加費用が発生するため注意
- 必要書類や写真の条件を満たしていないと差し戻しになることがある
免状が届けば、消防設備士として正式に業務を始められます。余裕を持って手続きを進めましょう。

