消防設備士乙4をこれから受験する方向けに、試験日程・受験資格・申込〜当日準備、そして難易度・合格率(R6データ)をまとめました。
1. 受験資格(誰でも受験可)
年齢・学歴・職歴の制限なしで誰でも受験可能。甲種と異なり工業高校卒や実務経験も不要です。
2. 試験日程と申込方法
乙4は各都道府県で年数回実施されますが、試験日は各回「1日だけ」です。複数日程が記載されている場合は申込受付期間なので注意してください。
| 都道府県 | 試験日 | 電子申請受付 | 書面申請受付 | 合格発表予定 |
|---|---|---|---|---|
| 東京都 | 2025年11月16日(日) | 2025年9月8日〜9月19日 | 2025年9月8日〜9月19日 | 2025年12月3日(水) |
| 神奈川県 | 2026年2月15日(日) | 2026年1月15日〜1月28日 | 2026年1月15日〜1月28日 | 2026年4月9日(木) |
※最新の日程は必ず消防試験研究センター公式で確認してください。
受験料:乙種 4,400円(インターネット/書面申請とも共通)
3. 試験当日の流れと持ち物
- 受験票(顔写真貼付済)
- 身分証(運転免許証など顔写真付き)
- 筆記用具(HB〜B鉛筆、消しゴム)
- アナログ時計(会場によっては必須)
試験時間は(1時間45分)。開始30分前に到着すると安心です。
4. 試験の特徴と合格基準
筆記:消防関係法令/基礎知識(電気)/構造・機能・工事整備
実技:写真や図から名称・規格等を漢字で記述
- 筆記:合計60%以上 かつ 各科目40%以上
- 実技:60%以上
5. 合格率と難易度(R6データ)
- 受験者:7,448人
- 合格者:2,323人
- 合格率:31.2%(例年30〜40%台)
合格率はおおむね3割台。暗記で得点できる法令・構造を得点源にし、電気・実技は最低限のクリアを意識するのが基本戦略です。
まとめ|試験準備は早めに、合格点を狙う
- 乙4は誰でも受験できる国家資格。
- 合格率は約3割。得点源と最低限を分けて設計するのが重要。
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