9月2日の合格発表で、消防設備士乙種第4類に無事合格を確認しました。試験勉強の苦労を思えば大きな達成感がありましたが、いざ結果を受けても「すぐにウーバー配達をやめて消防設備士として働こう」という気持ちにはなれていません。
資格を取ったからといって、次の日から新しい働き方に踏み出せるわけではないのだと、今まさに実感しているところです。ここでは、合格後の正直な気持ちや、なぜ働く気が起きないのかを率直に書いてみたいと思います。
なお、試験勉強の方法や当日の体験談については、こちらの記事にまとめています。
消防設備士 乙4 合格体験記【2025年版】
資格に合格した直後の気持ち
合格を確認した瞬間はホッとしました。勉強時間を工面して、なんとか一発で合格できたことは自信につながっています。
ただ、その達成感の後に残ったのは「次の一歩を踏み出さなければならない」というプレッシャーでした。正直、心のどこかで「もう少しウーバー配達の自由な生活を続けたい」と思っている自分がいます。
働く気が起きない理由とウーバーを続けている理由
自由さを手放せない
ウーバー配達は、自分の好きな時間に働けて、誰かに気を使う必要もありません。この自由さを一度味わうと、会社勤めに戻るのは大きなハードルに感じています。
求人は経験者優遇が多い
消防設備士の求人を調べると「経験者のみ」「実務経験必須」という条件が多く、未経験で応募するには勇気がいります。「本当に自分にできるのか」という不安が大きいのも事実です。
人間関係のストレスを避けたい
会社勤めをしていた頃は、人間関係に悩むことが多く、精神的に疲れていました。配達という単純な仕事でも、人間関係のしがらみから解放されている今の状態は心地よく感じます。
生活はなんとか成り立つ
贅沢をしなければ、ウーバー配達だけでも生活は成り立ちます。10万円生活でやりくりすれば、「無理して転職しなくても大丈夫では」と思えてしまいます。
将来への不安
資格を活かさないまま時間が過ぎる不安
資格を取ったのに、活かせないまま日々が流れていくのは正直不安です。働き方を決めきれずに時間だけが過ぎていくことに、もやもやを感じます。
収入の安定が見えない不安
ウーバー配達は気楽ですが、収入が安定しません。体調を崩したり需要が減ったりすれば一気に収入は減ります。「このまま年を取っていったらどうなるのか」という不安は常につきまとっています。
将来の生活設計が描けない不安
正社員のようなボーナスや退職金もなく、年金も少ない。今は10万円生活でやりくりできても、将来の生活設計が描けないのは現実的なリスクだと感じています。
まとめ
消防設備士に合格したからといって、すぐに働き出せるわけではありません。私は今もウーバー配達を続けていますし、働く気持ちが湧かないのも事実です。
将来の不安は確かにあります。けれど、それ以上に今の生活の気楽さが勝ってしまい、仕事探しに本腰を入れることができていないのが現状です。しばらくはこの自由さを抱えたまま、少しずつ自分なりの働き方を考えていこうと思っています。

